温暖化対策について

最近はやっと冬らしい気候になってきましたが、近年は温暖化の影響で、夏も冬も外気温が上がり不安定な気候が続いていますね。
今期は特に暖冬の影響と日照不足のために、厳寒期のいちご収量に影響が出ているようです。

そのような気候による影響を和らげるためには、植物のリン酸の吸収率を高めることが効果的です。
植物体内にリン酸が多く吸収されると、体内の栄養濃度が高まり、病気に強い丈夫な根株になり、旺盛になるとともに、果実は甘くなります

それが夏の高温や、冬の日照不足などによって、リン酸吸収が悪くなってしまいます。

夏から秋にかけてより高温になる年では、育苗中や本圃の両方で、以下のような状況になりやすいです>
1.窒素と水分を優先的に吸収するようになる

2.植物の体内バランスが悪くなってくる

3.病気になる。病害虫の被害がでる。果樹は糖度が落ちてくる。

そこで、
安定したリン酸吸収を促すことが必要になります!

しかし、リン酸を追肥しても全てを吸収できるわけではありませんそれは、植物はリン酸を根の一部分からしか吸うことができないためです。

そこで、通常よりリン酸吸収率を高め、暑さに負けない丈夫な樹にする方法をご紹介します。
方法はいくつかあるのですが、ネット上では全てをお話しすることができないので、今回は微生物を使った改善方法についてのみご紹介いたします。

 

yadokari

リン酸吸収率を高めるには、根に共生する微生物が効果的です。その菌が根に住み着くことで土中の有機物を分解して、リン酸を吸収を促します
当社製品ではやどかり君がオススメです。
やどかり君の使用方法は、育苗の親株や定植時に根に直接付着させるだけです。
一度付着させてしまえば、根の増殖とともに微生物も増殖し続け、植物が枯れ死ぬまで生き続けます。
やどかり君の詳しい使用例についてはこちらをご覧ください。

このように、やどかり君が根に共生していると、夏場の高温時はもちろん冬場にも活躍します。
冬場は、曇天による日照不足や、暖冬で昼夜の温度差がつきにくいことが原因でリン酸の吸収が悪くなります。
そんな時でも、やどかり君によってリン酸の吸収を促してくれるので、そのような外気温による影響を和らげることが出来ます。

 

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