お客様のご要望に合わせて、ビニールハウスの設計、建設、修繕、外装から内装、暖房機冷凍機ベンチ等の設備の設置まで、全てオーダーメードでの設計施工が可能ですのでお気軽にご相談ください。補助事業工事もお任せください。 また、いちご栽培用だけではなく、お客様のニーズに合わせて、パイプハウスから大型ハウスやガラス温室まで様々なハウス、基本設備など、お客様の用途に適した仕様でお作りできます。
標準的ないちごハウスを紹介します。通常、いちご生産をする場合、育苗用のハウスと本圃用のハウスを別々に用意します。(育苗をせず定植用の苗を直接使う場合や、路地で育苗を行う場合は育苗用のハウスは必要ありません)
モデル1 | いちご本圃用ハウス |
---|---|
素材 | パイプハウス |
大きさ | 間口6m 奥行き50m(90坪) |
ドア | 引き戸 |
開口部 | サイドと妻側の換気 |
その他設備 | 換気部分に鳥よけのネット |
備考 | 下の写真は、地床に定植した様子です。90坪 では約2700株定植します |
モデル2 | 自家用いちごハウス(家庭菜園向け) |
---|---|
素材 | パイプハウス |
大きさ | 間口3.6m 奥行き9m(10坪) |
棟の高さ | 約3m(間口によって高さが変わります) |
ドア | 幅90cm高さ180cm 片開きの開き戸 |
開口部 | サイドと妻側の換気 |
その他設備 | 換気部分に鳥よけのネット |
こちらで紹介していますハウスは一例です。素材、大きさ、連棟などお好みに合わせて自由に設計できます。
その他にも様々な設備がございます。お客様のニーズに合わせて設計施工を承ります。
いちご栽培では、育苗で親株から株を増やします。本圃で植える苗を、育苗時にたくさん増やすと共に、育苗時にしっかりとした苗を育てることは、収穫期の実のなり方にも影響を及ぼすのでとても重要です。
ここではいちごの育苗ハウス内の設備をご紹介します。空中育苗とは、棚の上に置いた親株から出たランナーを、棚の側面のネットや金網上で採苗していく、当社開発のシステムです。空中育苗に欠かせないのが、ランナーから苗を取るための、吊り下げ式ポットである「割型ポット」です。割型ポットの詳しい説明はこちら。
利点:棚の側面にぶら下げながら育苗ができるので、従来の平面育苗に比べ、狭い面積で確実に大量生産できます。 太郎苗も利用できます。 ランナーを切らずに栽培できるので成長途中で枯れてしまうことが少ないです。
いちごの本圃に必要な設備です。
暖房効率を良くするために利用します。気温によって自動で開閉する制御装置をつける事もできます。
高い位置で栽培できるので、かがむことなく、腰が疲れず楽に栽培できます。高橋式ベンチの詳細はこちら。
温湯の管を地中に入れて循環させることで冬の時期の夜間の地温を調節することができます。いちごの根は地温15度以下になると動かなくなるので、地温を一定以上に保つことは重要です。温湯なのでボイラーを切った後もしばらく余熱で地温を保つことができます。燃料は重油を利用します。
炭酸ガスをハウス内に充満させることで、同化作用中の株により多くの炭酸ガス(二酸化炭素)を供給することができます。それにより、いちごがより多くの栄養を蓄えることができ、甘みが増した上物のいちごが獲れるようになります。